時代に翻弄されるエンジニアのブログ

ゲームプログラマをやっています。仕事やゲームや趣味に関してつらつら書きたいと思います。

レベルデザインが 上手い人に共通すること

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こんにちは、タクという名前でブログをやっています。

ゲームのレベルデザインをしたことはありますか?僕は絶賛苦戦しています。

レベルデザインは誰にでもできる作業ですが、ゲームの面白さを作っていく部分なのでそれ相応の知識と経験が必要です。僕の職場にもレベルデザイン専門の企画はいますが、皆さん経験豊富な方が多いです。

今日は、自分の知識のまとめもふくめて、良いレベルデザインをする人の特徴をまとめて行きたいと思います。

そもそもレベルデザインとは?

レベルデザインはゲームの難易度調整です。マリオで言うなら、マップと敵の設置です。ステージを複数作ることでゲームが完成します。

ゲームの難易度は徐々に難しくなるように設計しないと途中でクリアできずに飽きてしまうため、各ステージがどのレベルの人にクリアしてほしいかを考えて作る必要があります。

ここが、レベルデザインの難しいところです。

レベルデザインが上手い人の特徴

ここで、レベルデザインが上手い人の特徴をまとめていきたいと思います。

狙いがはっきりしている

マップの配置をする時にユーザーにどのように遊んでほしいか、狙いがはっきりしている方が多いです。

例えば、炎で敵を倒せるアイテムを活かしたいステージだったら、近づきにくいという問題があるが炎で攻撃したらすぐに倒せるような敵を配置すると行った形です。

面白いレベルデザインをしっている

これは、おもしろゲームを数多くこなしていて、それぞれどんなところが面白いかを噛み砕いて理解している人に多いです。

例えば、移動速度が早いキャラクターのレベルデザインをする際に、今までの引き出しから面白いステージの構成を引っ張り出してこれるようなプランナーです。

ステージの緩急がしっかりしている

どんなゲームでも常に難しいゲームが面白いかと言われるとそうではありません。単調なゲーム展開はユーザーに飽きを与えてしまいます。

ゲームに飽きるタイミングでボーナスステージを入れるなどの工夫をすることでこれを回避するのですが、そのタイミングが絶妙なプランナーは優秀です。

おわりに

今日はレベルデザインがうまいプランナーについてまとめてみました。まとめて思ったのですが、これらの項目は共通点でもあり、レベルデザインに必要なポイントでもあります。

他にも色々なポイントがあると思いますが、自分なりに知見としてまとめてゲームを作るときの指針にできれば、統一感があって面白いゲームができると思います。

余談ですが、結構経験がものを言う職業だと思います。ロジカルに作ることもできますが、あっと驚くような感動を与える面白さは自分がその面白さを体験した人にしかできないと思います。なのでいっぱいゲームをやって自分が作りたいゲームに合わせて切り貼りできれば更に面白いゲームができると思いました。